学校・学習方法を選ぼう

勉強法

学校を決めよう

 9月から新たに税理士試験にチャレンジしようとする人、受験経験はあるけれど、新しい科目にチャレンジする人、学校は決まっていますか。

 通学して学習をする場合は、やはり通いやすい場所にある学校を選択するのが1番です。平日夜に大学から、または勤務先から通うのか、週末に自宅から通いますか。特に平日夜の場合、自宅に帰りやすいというのも大事かもしれません。

 私は、受験学校の大手である資格の大原、TACの両方に通学した経験があります。私の個人的感想ですが、この2つの学校、若干雰囲気が違います。

資格の大原は、とにかく先生が熱い!母体が学校法人だからでしょうか(完全に私の想像ですが)、学習が順調に進んでいるか、テストの出来が悪かったなど、事あるごとに先生からの声かけがあります。そういうのが好き!という方は合っていると思います。

一方、TACは、実際に税理士の仕事をしながら講師をやっている先生が多く、どちらかと大人な雰囲気です。生徒の方から質問や悩み事を投げかければ、もちろん親身になって対応してくださいますが、先生の方から、ぐいぐいとくる感じではありません。

この辺りは、自分の性格、好みで選択するポイントかと思います。

 また、通学はもちろん、通信の場合、重要なポイントだと思いますが、教材であるテキストも違います。受験仲間の話では、資格の大原のテキストはわかりやすいと評判です。これも好みがあると思いますので、受験経験者の先輩や友人に実際にテキストを見せてもらうといいと思います。学校に行って受付でお願いして、見せてもらってもいいかと思います。

 私の場合、受験科目によっては、受験仲間の先輩から教えてもらった、お勧めの先生を求めて通う学校を決めたこともあります。その先生の講義のために、自宅から少し遠い校舎の日曜終日のクラスにしたことも!

 受験生活は長丁場です。じっくり考えて決めましょう。

大原の税理士講座 | 税理士 | 資格の大原 社会人講座 (o-hara.jp)

資格試験・資格取得の情報サイト|資格の学校TAC[タック] (tac-school.co.jp)

学習方法はどうする?

 学校に通えるエリアに住んでいるのであれば、通学をお勧めします!

決まった曜日・時間に学校で講義を受けるというリズムができますし、その場で疑問点も解決できます。そして、リアルな講義は、自宅でWEBやDVDを視聴するのと緊張感、集中力が違います。

 私の場合、自分に甘く自己管理ができない人間なので、通信の時は、どんどん未着手の問題集やテストが山積みになっていきました。自分はそんな意思薄弱な人間ではない、ちゃんと学習していける!という方、学校に通えないエリアの方、通学時間そのものがもったいないという方は、もちろん通信にしましょう。

 私は仕事をしながら通学していましたが、よほどの繁忙期でなければ、今日は学校があるので!と自分の学校の方を優先して通学していました。通信であれば、きっと毎日残業だったと思います。

 通信講座を検討する場合、先にご紹介した大手2校の他に、スタディング(STADYing)などネット専門の講座もあります。大手に比べて費用が抑えられます。

税理士講座 – スマホで学べる通信講座で資格を取得 【スタディング】 (studying.jp)