勉強の仕方<理論編>

勉強法

 こんにちは、税理士のまるにゃんです。

今日は勉強の仕方の理論編です。計算と違い、1日でサクサクといかないのが、理論です。覚えたと思っても、何日かすると忘れてしまうし、なかなか理論暗記のモチベーションが上がらないですよね。

私は、どの受験科目でも、最後の最後まで、理論暗記に苦しめられました。最後まで好きになれなかったです・・・

理論が苦手な私が、どんな方法で理論暗記を進めていたのかご紹介したいと思います。

まずは音読です!

 選んだ学校により、その名称は、「理論サブノート」だったり、「理論マスター」だったり、そのテキストの名称に違いはありますが、この先、受験日当日までしっかり使い込む理論用教材、こちらを毎日読みます。

 音読をお勧めします!

とはいえ、通勤通学途中の電車の中や、自習室などで、大きな声で音読するわけにはいきません。(変な人扱いになってしまうので・・・)

そんな時は、目でさーっと字を追うのではなく、ボリューム0の、心の中で音読です。

 そして、テキストに書き込まず、綺麗に使いたい人にはお勧めしませんが、音読の時の区切りごとに/線を引いていきます。

 今の時期は、全部暗記するというより、とにかく毎日必ず、やることリスト(年内の勉強を参照してください)で予定した理論を読むことを習慣づけましょう。私は、毎日寝る前の時間に、音読していました。

自分の声で教材作り

 ある程度、毎日の音読が進んできたところで、スマホのボイスメモなどに、1つずつ理論を自分の声で録音していきます。私は、これを始めた最初のころは、スマホではなく、ICレコーダーに録音していました。

これが結構大変な作業でした。どこか途中で、言葉が詰まってしまったり、嚙んでしまったら、もう1度やり直し。1つの理論の最初から最後まで、何とか途切れずに録音できるまで、何度もやり直すものがあったりで、結果、何度も同じ理論を音読することとなり、すこし記憶に残るというメリットもあります。

一通りの理論の録音が完了したら、あとで探しやすいように、テキストと同じ理論の番号や名前を登録していました。

耳からの教材の完成です!

ただでさえ、覚えるのが大変な理論、目だけでなく耳、口(声)、使えるものを使って脳に覚えさせましょう。

通勤通学途中に、テキストを目で見るだけでなく、一緒に耳からも聞くことができます。そして、この手作り教材は、聞くスピードを速めることができます。1.2倍、1.5倍など慣れてきたら、速度を早くして、自分も一緒に音読(最終的には暗記したものを口で言ってみる)してみましょう。

また、家事をやっているときなど、テキストを手にすることができなくても、耳から何度も聞くことができます。

 繰り返し繰り返し、やはり、理論は、地道な積み重ねが大事です。